マレーシア大使館とGCEA(国際文化交流協会)による経済フォーラム・ランチ会に参加してきました。
前半はマレーシア経済についてのセミナー、後半は質疑応答で、マレーシアへの海外輸出、MM2H(長期滞在ビザ)、ジョホールバルのフォレストシティの現状など、興味深い話を聞くことができました。
以下、セミナー内容や質疑応答で、気になった点について、記録として残しておこうと思います。
マレーシア経済は、2025年の経済成長率は、4%~5%と予想されています。
マレーシア人は、労働意欲は、あまり高くないそうです。それでも、毎年これだけの経済成長をしています。
また、マレーシアの銀行に定期預金で預けた場合、金利は、約2%ほどつくそうです。MM2H政策とも相まって、外貨を集めることに成功しています。
観光面では、マレーシアには、アマゾンのジャングル(5,500万年前)よりも古い、タマン・ネガラ(約1億3千万年前)という地球最古級の熱帯雨林があります。
東マレーシアのボルネオ島には、世界で一番大きい幻の花「ラフレシア」が存在します。
また、ボルネオ島東海岸(サバ州)には、世界で最も美しいダイビング・スポットの一つ、「シパダン島」があります。サンゴ礁やウミガメの繁殖地があり、透明度が高く、とても綺麗な海です。
ただ、以前は、南フィリピンのミンダナオの方から、海賊が来ることがあったらしく、やや注意が必要です。

質疑応答では、日本に住みながら、東南アジアで人気の通販サイトのショッピー(Shopee)、ラザダ(Lazada)で物を売れますか?との質問が出ていました。
また、MM2Hビザについては、西マレーシアのMM2Hビザが、ものすごく厳しい条件のため、最近は、東マレーシアのサラワク州のS-MM2H申請が増えています。
サラワク州のS-MM2Hビザは、2025年1月から新しい基準での運用がスタートしました。以前と比べて、かなり条件が厳しくなっています。
ジョホールバルのフォレストシティについては、政府はフォレストシティ金融特別区構想を打ち出しているとの話でした。
(注意)上記の情報は推測も含まれていますので、必ず正しいという保証はありません。ご了承ください。
